Treasure Data - Support Engineering Team blog

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Advanced Activation SchedulingをWorkflowから利用する

こんにちは。Treasure Data 大村です。

今回は7月のリリースノートからAdvanced Activation Schedulingについて紹介します。

July 2022 Release Note - Product Documentation - Treasure Data Product Documentation

こちらのリリースはAudience StudioのActivationに関しての記載になっていますが、Workflowでも同様の機能が利用できます。

ドキュメントとしてはこちらのSet a Start Date/Set an End Dateになります。

Scheduling a Workflow from within the Workflow Definition - Product Documentation - Treasure Data Product Documentation

この機能はスケジュールの開始日や終了日を指定できる機能になります。こちらを使うことでWorkflowをより便利に利用することができます。

開始日を指定

まずは開始日を指定するパターンから見ていきます。scheduleのオプションとしてstartを指定することでスケジュールの開始を指定できます。

timezone: Asia/Tokyo
 
schedule:
  daily>: 07:00:00
  start: 2022-10-05

このように指定することで2022/10/05から日次で日本時間に7:00にWorkflowを実行できるようになります。 こちらのWorkflowは2022/10/05より前にTreasure Dataに登録するとNext Attemptが2022/10/5 7:00という表示になるのが確認できます。

終了日を指定

次に終了日を指定するパターンを見ていきたいと思います。 こちらの場合は今度はscheduleのオプションとしてendを指定する形になります。

timezone: Asia/Tokyo
 
schedule:
  daily>: 07:00:00
  end: 2022-09-14

このように指定すると2022/09/14まで(正確には2022/09/14 23:59:59まで)、この日次7:00にこのWorkflowは実行されます。 このendを過ぎますとスケジュール実行は次回の実行時刻が9999/01/01 00:00:00(UTC)となり、事実上スケジュールが停止します。 実際にendの日付を過ぎますとこちらのような表示になります。

(表示上は日本時間になっています)

開始/終了日を指定

最後に開始/終了日を指定する場合を確認してみましょう。基本的には開始日を指定、終了日を指定の組み合わせになります。 こちらを使うと、例えば1回だけ実行するWorkflowを事前予約するというようなことも可能です。

timezone: Asia/Tokyo
 
schedule:
  daily>: 07:00:00
  start: 2022-09-14
  end: 2022-09-14

このように指定することで、2022/09/14の7:00のみ実行するWorkflowを登録することが可能になります。

こちらの機能を使いますと、キャンペーン期間中だけや、とある日に1回だけというようなWorkflowを手軽に実現できますので、是非お使いください。