こんにちは。サポートチーム 大村です。
今回は2022年8月のリリースノートからWorkflowを管理しやすくしたWorkflow Landing Page機能についてご紹介したいと思います。
1. Review project and workflow hierarchy
WorkflowはデータモデルとしてProjectをトップとして、その下にWorkflowを複数配置できるというモデルになっていました。 例えば、以下の例ですとprojという名前のProjectには2つのw_01とw_02が存在します。
proj +- w_01 | +- w_02 :
ところが、TDコンソールでは、ながらく、そのProjectを参照するUIが用意されておらず、その下に配置されているWorkflowを直接参照するUIを取っておりました。
このUIですとWorkflowの数が多くなると、どのWorkflowを確認するべきかというのが非常にわかりづらくなります。 また、別のプロジェクトで同一のWorkflow名を同一の名前を付けてしまうと同名Workflowが並んでしまいわかりづらい状況になっていたかと思います。
本機能ではProjectをトップレベルに表示するように改善することでWorkflowがどのProjectに配置されているかが非常にわかりやすくなっています。
どのProjectに属しているWorkflowかが非常にわかりやすくなっていますので、Workflowが増えても管理がしやすくなっているかと思います。
もちろん、以前と同様にWorkflow名でworkflowを検索することも出来ますし、さらにProject名で検索することも可能です。
その他の詳細についてはこちらのドキュメントを参照ください。 Viewing the Treasure Workflow Landing Page - Product Documentation - Treasure Data Product Documentation
2. Drill down into a workflow by applying filters on multiple fields.
また、Workflowの実行を確認画面もいくつか改善が入っています。以前のUIでは各セッションの画面では最新のattemptの結果のみ確認できる状況でした。 今回の改善により、ATTEMPT HISTORYで対象のSee attempt detailsを選択することにより、各attemptの結果を確認することが出来ます。
今までは、WorkflowのSessionをretryすると古いWorkflowの実行ログなどはCLIを使用しないと取得できませんでしたが、こちらの改善によりWebコンソール上で確認できることが出来るようになりました。また、Workflowログをダウンロードすることも可能になっています。
こちらの機能ではその他実行時の状況を追いやすくするいくつかの改善が入っていますので是非ご活用ください。
Drilling Down Into Treasure Workflows - Product Documentation - Treasure Data Product Documentation
最後に
2022年8月のリリースノートからWorkflow周りの改善についてご紹介しました。 1つ目のReview project and workflow hierarchyについては機能を有効にする必要があるので、試したいという方はサポート(support@treasure-data.com)までご連絡ください。2つ目の機能についてはすでに有効になっておりますので、是非お試しください。